夏休みは約35日間という長いお休みのため宿題もたくさん!(夏休みの期間は、地域や学校により違いますよね)
また夏休みには、普段では出ないような宿題もでますよね。
こちらの記事では
- 夏休みの宿題「短歌」とは?
- 夏休みの宿題「短歌」の参考例や面白いものを紹介!
- 夏休みの宿題「短歌」中学生の場合は?
- 夏休みの宿題「短歌」小学生の場合は?
について紹介していきますね。
目次
夏休みの宿題「短歌」とは?
教科書にも出ている有名なものに「若山牧水」の短歌があります。
幾山河 越えさり行かば寂しさの 終てなむ国ぞ今日も旅ゆく
いちどは目にしたことがあるかもしれませんね。
これと同じ短歌を作るなんてなんだか難しそうですが、中学生、小学生にも短歌を作ることが出来る方法を考えてみたいと思います。
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短歌のルールを確認してみる!
あらためて短歌といわれるとどうゆうもの?ルールは?と疑問が出てきますね。
この記事では短歌の基本知識・ルールから、実際に中学生、小学生がつくった短歌を紹介していきます。
短歌とは俳句、川柳と並び日本の伝統的な詩のことです
短歌は5・7・5・7・7の31音で作られる定型詩であり、古典詩には和歌(“やまとうた”とも称されます)があります。
和歌とは短歌形式の古典詩のことです。
和歌といえば日本最古の和歌集「万葉集」が元号改正で注目されましたね。
昔は貴族のたしなみとして和歌が詠まれていました。
その和歌が現代詩として多くの人に親しみやすいものになっていき“短歌”と呼ばれるようになりました。
普段は教科書などでしか出会うことはないかもしれない短歌ですが、古くからある日本文化に触れることができる良い機会です。
宿題として出たこの機会に、良い作品が出来上がるように勉強していきましょう。
短歌には季語は必要?
短歌は川柳と同じで、俳句のように季語を入れなくてはいけないということはありません。短歌は、5・7・5・7・7の31音の形式に言葉をあてはめて表現します。
日々の暮らしの中で感じたこと、考えたこと、体験したことを言葉にして表現していきましょう。
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夏休みの宿題「短歌」の参考例や面白いものを紹介!
では実際に小学生、中学生が詠んだ短歌を紹介します。
まずは小学生の作成した「短歌」から紹介していきます。
「なの花は 風にゆれてもたおれない きれいな月に会いたいからね」
「まん中ってたいへんなんだ お兄ちゃんはめいれいするし 弟はなくし」「あさがおのかれてくようす夏休み おわりかんじて心さみしい」
参照元:https://www.nihonkajinclub.com
次に中学生の短歌の入賞作品を見てみましょう。
「どこ見ても道行く片手にスマホあり 欲しくて買うのに飼われるように」
「ポケットに何でも入れていいのなら 入れておきたい未来への鍵」「宿題の最後のページに残された スイカの種の薄あかい跡」
https://www.n-gaku.jp/life/topics/1404/
どの短歌も5・7・5・7・7の31音という短い詩の中に作者の思い、情景が浮かんで見えるようですね。
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夏休みの宿題「短歌」中学生の場合は?
中学生にお勧めする短歌の作り方をご紹介します。
自分が経験したことを短歌にするのが良いでしょう。
まず、テーマを決めましょう。
短歌に季語は必要ありませんが、季語を使ってももちろんOKです。
夏休みの宿題であれば「夏」をテーマにすることが多いと思います。
季語を意識することでイメージが膨らみやすくなります。
そしてイメージした情景とそのとき感じた感情を言葉に表してみましょう。
もちろん情景のみ、感情のみのどちらか一方だけでつくっても良いのです。
中学生の俳句も参考に▶中学生俳句の季語(春夏秋冬)や修学旅行の場合・国語の俳句の問題とは?
また、夏休みには夏祭り、花火大会など開催される地域も多いと思います。
積極的に出かけてみることで素敵な情景に出会うことが出来るのではないでしょうか?
「綿あめがじわりと溶けるその瞬間 なんだか君に会いたくなって」
情景、気持ちまで感じとることが出来ますね。
夏休みの宿題「短歌」小学生の場合は?
小学生の場合は難しいことは考えず、思ったこと、感じたこと、見たものをそのまま言葉に表してみてはどうでしょうか?
俳句の季語も短歌を作成するヒントになると思いますよ▶小学生俳句の宿題に春夏秋冬の季語と例文を紹介。俳句クイズとは?
ぱっと浮かんだ気持ちを素直に短歌に表すことで、その時にしか感じることのできない小学生らしい良い短歌が出来ると思います。
「今週は楽しうれし三連休 飛び上がったらひまわりになる」
このお子さんが感じたうれしいという気持ちがとても伝わってきますね。
夏休みの宿題「短歌」まとめ
日々の小さな出来事は忘れがちですが、その時に感じた気持ちを短歌にして残しておくことで後で読み返したときにその情景がよみがえってきます。
31音という短い詩の中の言葉ひとつひとつで、これだけ多くのことを伝えることが出来るんだとあらためて感じられますね。
難しいことは考えずに感じたこと、思ったことをそのまま表現してみる。
それを5・7・5・7・7の言葉に当てはめていく。
まずはやってみましょう。作り始めてみればコツがつかめてきます。
思い出を短歌にして残しておくことが出来るなんて素敵なことですね。
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