夏休みの宿題といえば“自由研究”ですね。
自由研究を通して思考力や表現力、判断力が養われるといわれています。
研究テーマを考え調べてまとめる作業は大変手間はかかりますが、やりがいや達成感を感じるlことができ、お子さんの個性も発揮できます。

一目で研究内容がわかるようなシンプルなタイトルも良いですが、タイトル次第で
- 読む人の興味をひきつけ
- 読んでみたい!と思ってもらえるようなインパクトのあるタイトル
- 面白いタイトル
にすると研究内容も一段と輝いて見えます。
そこでこの記事では、自由研究のタイトルの上手な付け方書き方や、面白いタイトル例を紹介していきます。
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目次
自由研究のタイトルの上手な付け方は?


一般的には研究内容をわかりやすくまとめたものをタイトルにしますが、研究内容の特徴をタイトルに入れたり、ひと工夫して読む人に考えさせたりするものも興味をひきます。
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- やってみよう!試してみよう!さがせ!などの言葉を入れる。
- できる?どうなっているの?どうして?など読む人に問いかけてみる。
- 秘密、不思議、真実などの言葉を使う。
- 常識ではあり得ないことをタイトルにする。
- サブタイトルをインパクトのあるものにする。
- 研究内容の一部をタイトルに盛り込む。
過去の自由研究コンクール入賞作品にも目を引く面白いタイトルのものがたくさんあります。
いくつか紹介します。
<自由研究 過去の入賞作品タイトル>
・玉こんにゃくがなく秘密を探れ(自然科学観察コンクール第59回入賞作品)
フライパンで玉こんにゃくを焼くと「キュッ」と鳴る理由を調べた研究https://www.shizecon.net/

・さがせ!!頭を上手に使うコツ(自然科学観察コンクール第57回入賞作品)
朝ごはんと頭の働きの関係やピアノと頭の働きの関係について調べた研究https://www.shizecon.net/
「さがせ!!」という言葉を最初にもってきたことにより勢いを感じるタイトルだと感じました。
・石の下につかまって5年!?生きた化石ムカシトンボのなぞ!!(2013年自由研究大賞最優秀賞作品)
恐竜と同じジュラ紀に生きていたムカシトンボはなぜ現代まで生き残れたのかを調べた研究
https://www.shizecon.net/
タイトルの中に「数」を入れてみる方法もありますね。
過去の入賞作品からヒントを得て考えてみる方法もありますね。
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第62回自然科学観察コンクール入賞作品より
目を引いた、作品の内容を見てみたい!と思った「タイトル」はこちら
考えるカエル -アマガエルの個体差のデータ分析-
太陽光は最高の眼科医!?
https://www.shizecon.net/
夏休み自由研究のタイトルの書き方
過去の自由研究コンクール入賞作品を見てもわかるように、いちばんは読む人の興味を引き付けることが自由研究のタイトルの書き方のコツです。
それぞれにこだわりが詰まっているのがわかりますね。
考えてみれば不思議に感じることや、だれでも知っているような絵本からとったもの、本当に?とタイトルから疑問に思ってしまうものなどさまざまです。

なぜそのテーマを研究内容に選んだのかがタイトルによく表れているものだったり、逆にタイトルを見て“どんな内容?”と研究内容を予測できないようなタイトルも興味をひきつけ、内容を見てみたいという気持ちにしてくれます。
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自由研究のタイトル面白い例を紹介!
他にも小学生や中学生が書いた自由研究の面白いタイトル例を見てみましょう。
ぼくは虫が嫌いだ!
“ぼく”は昆虫が大嫌いだけど、昆虫の体の仕組みや生態を調べてみると昆虫は地球上に必要ないきものだということが分かったという研究内容になります。

電池のひみつ&ハムスターのうんちでエコ電池!?
毎日ごみとして出ている飼っているハムスターのうんちやブドウの皮。何かに利用できないかと思いついたのが電池。ハムスターのうんちやブドウの皮でエコ電池が作れる
か実験。
やる気の条件とは何か~しゅくだいへん~
どうしても宿題をやる気になれない自分の宿題をやっているときの気持ちをグラフ化。
どうすればやる気が出るか、どんな時にやる気が出るかを調査。
・なめくじさん おうちはすてたの?
ある日 からをぬいで歩いているかたつむりを発見。でもそれはかたつむりではなくなめくじだった。なめくじのことをたくさん観察し、かたつむりとの違いを調べた研究内容

さあ!自由研究のタイトルを付けてみよう

自由研究の内容は興味のあること、気になること、普段不思議に思っていること、常識だと思っているけど本当にそうなの?ということなど、それぞれ一生懸命に調べたり、実験したものです。
その研究の思いがこもった、内容が際立つようなタイトルは読む人の一番最初に目に入る大切な情報、自由研究の第一印象となります。
なぜそれを調べてみようと思ったのか、なぜその研究内容にしたのか魅力的に伝えられる表現になるようにタイトルもひと工夫して自信作に仕上げましょう。