プログラミング、ロボット教室が注目されていますね。
プログラミングも必修化され、ますます注目が集まる分野で、ロボット検定が開催されています。
この記事では、ロボット検定について
- ロボット検定とは?
- ロボット検定の過去問・問題集
- ロボット検定のレベルはどのくらい?
- ロボット検定の合格率は?
- ロボット検定:まとめ
の順番でご紹介していきますね。
目次
ロボット検定とは?
ロボット検定とは、ロボットやプログラミングを学んでいる方のための検定試験です。
ロボットやプログラミングに関する知識を問う筆記問題だけでなく、レゴ®WeDo2.0・EV3を用いて組み立てやプログラミングの実技問題も出題され、実践力・即戦力を問う検定とも言えます。
・ロボット検定for EV3
ロボット検定for EV3は、受検対象小学3年生以上で、対象学年で教育用レゴ®マインドストーム® を持参し、教育用レゴ® マインドストーム®EV3を使用しての受験になります。
ロボット検定検定for EV3の試験内容は大きく分けて2つ
- ロボット製作
- プログラミングに関する筆記と実技試験
実技試験の内容は、課題通りにロボットが動くかを確認する問題が出されます。
3級,準2級,2級,準1級,1級があり、それぞれの受験料は、ロボット検定HP:https://robogiken.jp/でご確認ください。
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・ロボット検定for WeDo 2.0
2018年から小学校低学年向けのロボット検定がはじまっています!
今までロボット検定を受けることができなかった低学年向けのロボット検定となります。
小学校1年生から受験することができるのが、ロボット検定for WeDo 2.0です。 レゴ® WeDo2.0を持参して
レゴ® WeDo2.0を使用して受験します。
試験は筆記と実技の試験があり、メカの仕組み、プログラミングに関する筆記問題と、モデルの製作やプログラミングの作成という実技試験が出題されます。
・ロボット検定の合格基準
全てのロボット検定各級で、100点満点中70点以上を合格とし、合格すると合格証と認定バッジが進呈されます。
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・ロボット検定を受けるには
ロボット検定を受講するには、ロボット検定認定校で受験することができます。
全国のロボット教室Crefusやkicksがロボット検定認定校となっていて、そちらでの受験が可能です。ホームページから申し込みができます。
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ロボット検定の過去問・問題集
ロボット検定の過去問は、Crefusのホームページからダウンロードすることで購入可能です。
1年分200円、3年分500円(税別)で販売しています。
画像参照元:https://crefusonline.shop-pro.jp/
ロボット検定のレベルは難易度どのくらい?
ロボット検定 For EV3の出題内容は次の通りです。
- 【3級】初級プログラミング、ロボット製作
- 【準2級】初級プログラミング(センサー制御)、ロボット製作
- 【2級】中級プログラミング(条件分岐、変数など)、ロボット製作
- 【準1級】中級プログラミング(変数、サブルーチンなど)、ロボット製作
- 【1級】上級プログラミング(変数、サブルーチン、C言語など)、ロボット製作
子どもが通っているCrefusクレファスロボット教室では、小学校3年生から6年生くらいが習い始めて1年後くらいにロボット検定の3級から挑戦していくお子さんが多いです。
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ロボット検定for WeDo 2.0の出題内容は次の通りです。
ロボット検定for WeDo 2.0【3級】の出題内容
- 1.筆記(知識・プログラミング)2.実技(組立て)
- 知識(パーツの種類・はたらき、バランス、ギアの仕組み、丈夫な構造、投影図など)
- プログラミング(入力、出力、ループ、モーションセンサーを使用した順次プログラム、プログラム的思考の基礎)
- 実技(写真・条件通りにモデルを組み立てる)
ロボット検定for WeDo 2.0【2級】
- 1.筆記(知識・プログラミング)2.実技(組立て・プログラミング)
- 知識(パーツの種類・はたらき、バランス、ギアの仕組み、滑車、クランク機構など)
- プログラミング(モーションセンサー、ディスプレイ、ライトを使用した基本的な条件を指定したプログラムの作成。)
- 実技(写真・条件通りにモデルを組み立てる。組み立てたモデルをプログラムで動かす)
ロボット検定の合格率は?
ロボット検定の合格率は全ての級では発表されていませんが、合格率が発表されているものだけご紹介しますね。
- ロボット検定for EV3の合格率は、3級 84.1%、準2級 88.1%
- ロボット検定for Wedo2.0は、3級 88.2%だったようです。
ロボット検定は主にロボット教室に通っている方が受験しているようなので、合格率も8割以上と高くなっていますね。
ロボット検定for EV3の3級の問題例
ロボット検定for EV3の3級で良くでる過去問を少し紹介していきますね。
ドライバーをN回まわしたき、 フォロワーが何回回転するか答えなさい。
ギア歯数ドライバー24フォロワー8する。
*N回のドライバーを回す回数は、指定されています。
ロボット検定は、実技もありますので実際のパーツを回して確認してもOKとなっています。
またロボット検定EV3には、「解答用紙」に記号を記載する問題もあります。
こちらは、ロボット検定独自の問題になりますので、少し練習しておくと良いですよね。
ロボット検定:まとめ
- ロボット検定とは?
ロボットプログラミングを学ぶ方のための検定で、レゴ®WeDo2.0・EV3の教材を用いた実技試験と筆記試験があります。小学校1年生からを対象としたロボット検定for WeDo 2.0と、小学校3年生からを対象としたロボット検定for EV3があります。
- ロボット検定の過去問・問題集
ロボット検定の過去問はCrefusのホームページから購入し、ダウンロードすることができます。 - ロボット検定のレベルはどのくらい?
ロボット検定の出題内容がホームページで公開されています。
2018年からは小学校1年生から受験可能なロボット検定for WeDo 2.0がはじまっています。 - ロボット検定の合格率は?
ロボット検定を受ける方は、基本的にロボット教室に通っている方ということもあり、いずれの級も8割以上と、合格率は高いようです。
ロボット検定を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。