
ただ自分の好きな本の読書感想分は比較的好きだからこそ表現することは難しく感じることもあるようです。実際に本を読むことが好きな子供でも作文や感想文を書くには時間がかかってしまっています。
そこで、自由図書にて読書感想文を書こうと考えている小学生・中学生のためにおすすめの本とあらすじ、読書感想文を書くときのポイントについてお話していきます。
読書感想文の自由図書とは?

読書感想文の自由図書とは課題図書と違って決められた本ではなく自分で読みたい本を選んで感想文を書くことです。
自由に本を選んで言われても実際に本を探すときには小学6年生の娘も悩んだようで先日映画化された本で「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦)を選んで読み始めました。
このように映画化されている原作小説本を読むことは内容もある程度把握できるので感想文も書きやすくなってくる部分もあります。実際には映画と小説では内容が違うこともありますがそこを発見することも自由図書の醍醐味です。
最近は「斎藤孝のイッキによめる!日本の偉人伝」「斎藤孝のイッキに読める!世界の偉人伝」などの本も多く出版されています。伝記や偉人伝は、読みやすい本も多数出版されています。
その本を読むことで幅広い知識を得ることで自分がより深く知りたい人に対して深く調べたりその人の伝記を読み返し足りできることも自由図書を選ぶ楽しさだったりします。
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読書感想文の「自由図書」小学生におすすめ本を紹介!
数多くある本の中で夏休み中に読みやすくて読書感想文を書きやすい「自由図書」小学生におすすめ本を紹介していきます。
1. 夜は短し 歩けよ乙女 (森見 登美彦)
映画にもなった小説で読みやすい本かと思えばそうではなく独特の表現もあることから小学生の娘には難しいかと思いましたが内容は映画に描かれている内容そのもので先輩の必死な乙女への想いが描かれています。
この小説に書かれている「人事を尽くして天命をまて」や乙女の言葉の「こうして出会ったのもなにかの縁」という言葉に重みを感じとることができる内容となっています。

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2. 完訳ファーブル昆虫記 (ジャン=アンリ・ファーブル:著、奥本大三郎:訳)
ファーブル昆虫記は昆虫大好きな小学生だけでなく大人でも生き物のすばらしさを知ることのできる本です。

このように昆虫は決して考えてそういう子育てをしているのではなく本能に基づいて行われているところのすばらしさが書かれています。
読書感想文を書くのであれば、昆虫を含めた生き物に対するファーブルの尊敬の念を込めて観察している内容を取り入れながら書いていくことをお勧めします。
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3. 斎藤孝のイッキによめる日本の偉人伝、斎藤孝のイッキによめる世界の偉人伝
伝記を読んで読書感想文を書こうと考えている小学生も多くいるのではないでしょうか?

例えば、日本の偉人では政治家も尊敬している吉田松陰の「自分は朽ち果ててもこの大和魂は永遠にとどまって日本のために尽くす」という思いも遺書として門下生に書き残し、今でも松下村塾の塾生たちのバイブルになっていることからも偉人のことを知ることはこれからの学びにつながると実感できる内容になっています。
著者の解説が偉人ごとに書かれているのでその人がどんな人だったのかを再確認できるし、物知り偉人伝では表題にはない偉人例えば「怪談」の作者の小泉八雲のことを簡単に紹介しているので興味をそそられます。
読書感想文を書くなら・・・
日本の偉人なら22人のことが書かれているのでその中からもっと知りたい偉人を何人か選んで書くことで自分の興味を深めることができると思います。ちなみに世界の偉人は相対性理論のアインシュタインをはじめとする19人の偉人のことが書かれています。
4. ぼくのネコがロボットになった(佐藤まどか:作、木村いこ:絵)
魚とキュウリが大好きなぼくのネコが重い病気になり看病もむなしく死んでしまったけどネコと離れたくない僕はお母さんにネコを生き残らせてとお願いしたところそのねこの心のデータを移行することでロボットとなり今までのように生活できるようになりました。
とはいえ、ぼくのネコの見た目は変わらないけど違ってみえてきたこともありお互いの気持ちが通じなくなることにジレンマを感じるようになり家出してしまいます。そこで野良ネコと遭遇し彼なりに死ということを理解します。
読書感想文を書くのなら

5. カブトムシ山に帰る (山口 進:著)

ここ10年ほどのカブトムシは小さくなっているだけでなく、カブトムシが家や街の灯りに誘われて飛んできたのはいいものの山に帰ることができなくなっている事実があるようです。
そんなカブトムシだけではない虫と林などにおける変化を紹介するとともにカブトムシにとって里山はどれくらい大切なのかを紹介した作品となっています
読書感想文に書くのなら、
カブトムシだけでなく虫や人間にも自然が必要となることを自分の意見を入れながら感想文を書くことをお勧めします。
読書感想文の「自由図書」中学生におすすめ本を紹介!

中学生にとっても読書感想文の選書は、悩む人も多いですよね。

1. この世でいちばん大事な「カネ」の話 (西原理恵子:著)
「毎日かあさん」の著書である西原理恵子さんが書いた本でどんなお金に関する本よりもお金の大切さとなくても生きていけるけれどお金は人の人生を大きく左右するものであることを書いているエッセイです。
近年、日本も貧富の差が激しくなってきているのもあり貧困に陥ってしまうと抜け出ることがなかなかできないことも書かれています。

読書感想文を書くのであれば
ある一説にある「自分で『カネ』を稼ぐということは自由を手に入れることだった」を参考にたとえ最下位でも戦い方があるので自分はどういう戦い方をするのがいいのかなどの意見を交えながら書いていくと気持ちが伝わる感想文を書くことができます。
2. 日本の給料&職業図鑑 (給料BANK:著)
日本における職業をイラストと独特な表現と仕事内容・給料(生涯賃金に至るまで)を簡単に紹介している本です。
例えば、内科医は「人体が自然に備えている抵抗力の大切なことを、決して忘れることができません」と言った表題が書かれていて仕事内容、内科医になるためには医大を出て医師免許を取得してから最低2年の研修を終えてから内科の専門医として働くことができる職業で平均給与は86万円です。ちなみに初任給は30万円なので決して高いわけではないようです。

読書感想文を書くのであれば
自分がなりたい職業を数個ピックアップして書いてみてどういう仕事をしてみたいという自分の気持ちを追加して書いてみてはどうでしょうか?
3. 夢をかなえるゾウ (水野 敦也:作)
夢をかなえるためにはただみんなと同じことをしていてもそれをかなえることはできない。
ではどうしていけば夢をかなえていけるのかを口の悪いガネーシアが教えてくれるのだけどなかなか言うとおりにできなくて失敗したりしながら学ぶことで主人公が変わりたいという望みをかなえていく話です。

読書感想文を書くのなら
とても読みやすい本ですが、いわゆる自己啓発本なので今までの自分は主人公と同じように考えていたがガネーシアの言葉を参考に自分の意見を書いていくことをお勧めします。
4. 君たちはどう生きるか (吉野源三郎:原作、羽賀翔一:漫画)
大ヒットした「君たちはどう生きるか」です。読みやすい漫画での出版もありますね。
今の中学生と同じくらいのコぺル君とおじさんの日々の会話の中から学び取っていくような内容の物語になっています。今も昔もあるクラスのいじめ問題に対しても「自分の体験から出発して自分で考えた立派な行動をとるべきだ」と教えることで毅然とした態度で臨むべきだと学び取ることができます。
読書感想文を書くのなら
コぺル君とおじさんのやり取りの中で自分が共感できる内容について書いていき自分はどう生きるべきなのかを書いていくことで読書感想文となっていくはずです。
5. モモ (ミヒャエル・エンデ:作、大島かおり:訳)

時間を盗まれているとは知らずに時間を貯金していると思って人はせかせかと働いていて異変に気づいたモモは人間の時間を取り戻していくお話しです。何気なく時間を使っている私自身も考えさせられる物語となっています。
読書感想文を書くのなら
もしも自分の時間を盗まれてしまったらどうなるのだろう?とか時間って何だろう?と問題提起しながら書いていくとモモの伝えたかったことを伝えられるかもしれません。
読書感想文の自由図書とは?おすすめ本まとめ
自由図書は課題図書と違い自由に自分で選んだ本に関して読書感想文を書くことが求められます。
もともと読書が好きで感想文書くことも得意という小学生、中学生にとってはたやすい宿題ですがたいていの場合は夏休みの一番のお荷物宿題となっているのが現状です。
そこでおすすめの本は比較的読みやすく興味を持てそうな本を選ぶことから始めると読書感想文も苦にならずに済みます。
読書感想文はあらすじではないので本を読んで自分の考えたことや思ったことを文章にして書いてください。
\読書感想文の課題図書はこちら↓/
▶読書感想文の自由図書とは?小学生・中学生におすすめ本を紹介!
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