小学生俳句の宿題に春夏秋冬の季語と例文を紹介。俳句クイズとは?

小学生も宿題で俳句が出ることがありますよね。
いざ俳句を作ろうとした時に困ってしまう方も多いようです。

  • 小学生の俳句の宿題・俳句のルール
  • 小学生の俳句・例文と作り方
  •  俳句クイズとは?小学生の俳句・春夏秋冬の季語を紹介

について紹介していきますね。

小学生の俳句の宿題・俳句のルールとは?

俳句のルールは「5・7・5」 この決まりはご存知の方も多いですよね。
俳句には、リズムがある言葉の組み合わせ。

この俳句のリズムになれるのにおススメな方法は、有名な俳句を声に出して読むことです。

Mama
声を出して読むってちょっと面倒だな?と思ってもこの俳句のリズムを覚えると宿題で俳句を作るときも楽に作ることが出来ると思いますよ。

参考までに有名な句をいくつか紹介していきますね。

春の俳句

小学生俳句の宿題に春夏秋冬の季語と例文を紹介。俳句クイズとは?

古池の蛙(かわず)飛びこむ 水のを(お)と 松尾芭蕉

冬の俳句

スケートの ひもむずぶ間(ま)も はやりつつ 山口誓子
(スケートの靴紐を結ぶ間も時間がもどかしいほど、滑るのが楽しみという気もち)

俳句や短歌での小さい文字の数え方

拗音(小さく書く文字)は、俳句では2文字を1文字で数えます。

例を紹介していきますね、
・おたまじゃくし(6音)
・そつぎょう(4音)

促音(小さい「つ」)、伸ばす音は、1字で1音と数えます。

こちらも例を紹介しますね。
・スキー(3音)
・きっぷ(3音)

俳句のルールをおさらいしたので、俳句の作り方を確認してから「春・夏・秋・冬」俳句の季語についても紹介していきますね。

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小学生の俳句の作り方

小学校の国語の授業や夏休みの宿題や冬休みの宿題で、「春・夏・秋・冬」の俳句を作る課題がでることも多いですよね。

「俳句」のルールで押さえるべきルールをおさらいしていきますね。

「俳句」のルール

●「5・7・5」の17音で作る
● 1つ季語を使う

春夏秋冬の季語については、次に紹介していきますね。どんな季語を選べば良いかも迷ってしまうかもしれませんが、小学生らしく日常で良く使うもの・目にするものから選ぶと小学生らしい俳句が作れると思いますよ。

次は、俳句にかかせない「季語」について紹介していきますね。

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小学生の俳句・春夏秋冬の季語を紹介

小学生の俳句の宿題でつかいやすい身近な季語を集めてみました。
紹介していきますね。

春の季語

春風(はるかぜ)・春の雪(はるのゆき)
春の山(はるのやま)・雪解け(ゆきどけ)
立春(りっしゅん)・入学(にゅうがく)
潮干狩り(しおひがり)・花見(はなみ)
おたまじゃくし・かえる・梅(うめ)・桜(さくら)
たんぽぽ・チューリップ・つくし

お花見の時の体験や、入学式、身近にある「たんぽぽ」の花についての俳句もいいですね。

夏の季語

雷(かみなり)・風薫る(かぜかおる)
アイスクリーム・キャンプ・扇風機(せんぷうき)
汗(あせ)・カブトムシ・金魚(きんぎょ)
蝉(せみ)・蛍(ホタル)
さくらんぼ・とまと・茄子(なす)
ひまわり・メロン

キャンプでカブトムシや蝉を捕まえた体験や夏の果物を食べたこと
夏の暑い日、扇風機にあたった経験も立派な俳句になります。

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秋の季語

秋空(あきぞら)・秋の空(あきのそら)
新米(しんまい)・お月見(おつきみ)
盆踊り(ぼんおどり)・紅葉狩り(もみじがり)
赤とんぼ・コオロギ・秋刀魚(さんま)
かぼちゃ・柿(かき)・くり
コスモス・どんぐり・なし・もみじ

俳句に使える秋の季語も沢山ありますね。
家族で秋刀魚を食べたこと。新米が美味しかったことなど生活の中の一場面も俳句になりますね。

冬の季語

大晦日(おおみそか)・門松(かどまつ)
書初め(かきぞめ)・クリスマス
こたつ・スキー・スケート
凧あげ(たこあげ)・初詣で(はつもうで)
冬休み・マスク・もち
ななくさ・みかん

冬休みの俳句の宿題に関しては、こちらでも記事にしています。
冬休みの宿題・俳句の参考例を紹介!初日の出や新年冬の季語は?

小学生の俳句・例文

最初に小学生の俳句の例文(優秀賞)を紹介していきますね。

・紅葉散る たくのさん散ってる 音が好き
・はまぐりを 塩で洗うと 笑い出す
・タンポポの なかなかぬけない 強い意志

伊藤園おーいお茶 小学生の部優秀賞より

小学生らしい俳句が素直な気持ちをリズムよく表し俳句が入賞していますね。

俳句クイズとは?

俳句クイズとは、有名な俳句を誰による俳句か?当てるクイズ
有名な俳句で使われている言葉を当てるものがあります。

俳句クイズであれば、親子で楽しみながら俳句を学べますね。

小学生の俳句:まとめ

俳句を作成した後は、最後の仕上げ読書感想文のように「推敲」見直し・読み返したときに気になるところはないか確認すると良いですね。

作成した俳句が「5・7・5」であるか。
季語は入っているか?

言葉のリズムは大丈夫かな?場面ば思い浮かぶ俳句になっているか?まで推敲できると良いですね。

小学生の俳句の作り方やルールについて、少しでも参考になれば幸いです。