こちらの記事では、令和3年2021年の読書感想文の高学年向け課題図書に選ばれた【わたしたちのカメムシずかん 】について紹介していきます。
- あらすじ・内容
- 読みやすさや書きやすさは?
- 読書感想文に書くなら?
- 書き方のヒント
- 読書感想文の例文
の順で紹介していきます。
目次
【わたしたちのカメムシずかん 】あらすじ・内容
「カメムシ」と聞くと臭い虫です。
課題
農作物を駄目にしたりもするのでやっかいものだったりもします。
ある小学校の先生は春の日に「カメムシ」をみた時にひとくちにカメムシといっても色々な種類があることを知ります。
「カメムシ」は冬を過ごすために11月には屋内で暮らして4月中旬には活動を再開することも分かったのです。
生徒たちにとっても「カメムシ」は厄介ものでしたが、先生の声かけもあり「カメムシの専門家」になるための活動が始まりました。
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調べていくうちに日本に生息する陸上にすむ「カメムシ」には1000種類以上あり、水辺にすむアメンボ、ミズカマキリもカメムシの仲間だというのも分かりました。
「カメムシすかん」を作ることになりカメムシ博士の授業も聞き子供たちは春になり新種をみつけることを楽しみにしているようです。
読みやすさや書きやすさは?
読みやすさ ★★★★☆
読書感想文の書きやすさ ★★★★★
こんな子におすすめ
植物図鑑や昆虫図鑑をみるのが好きな子におすすめです。
昆虫全般よりも「カメムシ」に焦点を当てているところに生徒みんなが専門家になれるのでこの本と参考に視野を広げたい子にもお勧めです。
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【わたしたちのカメムシずかん】を読書感想文に書くなら?
読書感想文に書くのなら「カメムシ」の中でも自分が気に入っている「エゾアオカメムシ」のことを深堀してみたりすることもいいかもしれません。
書き方のヒント
読書感想文の課題図書『わたしたちのカメムシずかん』で感想文を書くためのヒントとなるような問を3つあげてみました。
- 先生が生徒たちになぜ「カメムシ」に調べようと提案したのか?
- カメムシを調べているうちに生徒たちの興味がどう変化したのか?
- 「カメムシずかん」を作る際に専門家の話を聞いた後の子供たちの心境の変化について
等を書いていくと感想文が書きやすくなります。
『わたしたちのカメムシずかん』を読んで感じたこと、考えたことなどメモをしておくと感想文を書くときの参考になりますね。
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読書感想文の例文
小中学生がすぐに飛びつく昆虫ではなく「カメムシずかん」を作ろうと提案することを不思議に感じたのでこの本を読むことにしました。
私の学校にも「カメムシ」はいましたが何種類もいることに驚きました。
何より驚いたのは「カメムシ」と違って好感触のアメンボが仲間だということです。
はじめは臭いから嫌だなと思っていた小学生たちも一つ一つ調べていくうちにはまっていく姿をみて私も一緒に調べたくなりました。
「カメムシ」が匂いを発するのは仲間たちに逃げろと告げたり、逆にここは住みやすいよというときにも匂いを発する時があるようです。
そんな「カメムシ」の不思議にも深堀したくなりました。