中高一貫校に通っている中学生も高校を変える、やめるために高校受験・外部受検する中学生は毎年数人います。

そこで、外部受検時の注意点や後悔しないかを確認しみていきます。
中高一貫校に通っていて今後どうしていこうかと考えている人に参考してみくださいね。
目次
中高一貫をやめて高校受験したい理由
中高一貫校をやめて高校受験をしたい理由は、いくつかあります。
中高一貫校に通っていた息子の友人にも何人か高校受験をしていました。
その理由にはいくつかあります。
将来の夢をかなえるための外部受験

- 芸術大学を目指していた息子の友人は中高一貫校に通いながら専門の先生に教えてもらいながらこのまま進級して大学受験をしようと考えていたのですが、やはり芸術大学の付属高校を受けそのまま芸術大学進学したい。
- アメリカの大学に通いたいと考えていた息子の友人は高校2年生までは在籍していたけれど編入する高校の方がより入学しやすくしたい。
- 息子の通っていた中高一貫校はスポーツも有名だったけれど、より上を目指す為にサッカーで有名な学校に行きたい
息子の友人のように夢に向かっての外部受験でしたが、中高一貫校をやめて高校受験する理由にはほかにもいくつかあります。
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期待していた学校と違ったなどネガティブな理由
- ・待して入学したが、思っていた学校とは違う印象から学校生活を楽しめない。
- 初めは通学できるだろうと考えていたが思いのほか時間を取られ過ぎるので部活などに参加できないし、友人と遊ぶ時間も確保できない。
- 日々の学習に追われてだんだんとついていけなくなり学校の求めるレベルを保てなくなった。
- 受検したときは男子校でも大丈夫だろうと思っていたが、だんだんと共学にあこがれるようになった。
- 中高一貫校の学費が高くて親の負担を軽くするために外部受検を決めた。
など色々な理由と事情があるようです。

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次に中高一貫校からの高校受験はあり?について紹介していきます。
中高一貫校から高校受験・外部受験はあり?

中高一貫校から外部受験が出来ないという決まりはないので、出来るか出来ないかでいえばできます。
ただ多くの中高一貫校では、推奨されない(サポートはない)と思っておいた方が良いと思います。
多くの中高一貫校では内部進学しないと決めた時点でたとえ外部受検で失敗したとしても後戻りできないので強い覚悟が必要です。
ある意味普通に高校受験するよりも厳しいところなのかもしれないですね。

とはいえ、息子のいた男子校は比較的人数も少なくアットホームな学校だったので彼らの希望に添えるように先生方の助けもあったようです。
中高一貫校の中でも外部受験を応援してくれる先生もいる(見つけるとよい)というアドバイスは、塾からいただきました。
けれどそういう良心的な中高一貫校ばかりとは限らないので精力的に外部受検を進めるのではなく友人にもばれないように行動したほうが効果的なようです。
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外部受験する前に確認しておきたい注意点も
外部受検をする前に必ず確認しておきたい注意点はいくつかあります。
- 中高一貫校では外部受検に関して協力的ではないので情報を中学生本人とその保護者が情報収集しなければなりません。
- 中高一貫校では中3から高校の範囲を学んでいる学校が多いため、学校の成績を保ちながらも受験勉強を続けていかなければなりません。
- 公立中学校と違って中高一貫校では内申点で評価するなども知らないことが多いので公立高校の受験を考えているのであれば総合得点で苦労するかもしれません。
以上のことから中高一貫校の生徒が外部受検するときは公にせずにある意味したたかに進めていくことをお勧めします。
というのは、息子の友人が外部受検したことを中学の卒業式に初めて知ったからです。
外部受検はある意味普通に高校受験をするよりも神経を使うことになるかもしれません。
そのため可能であれば中学受験をする前に外部受検が不要になるように親子で十分に話し合い、情報収集することをお勧めします。
わが子も中高一貫に入学後、外部受験について考えたことがありましたが、情報が少なく迷いがあり親としてもいろいろと迷いました。