夏休みの宿題で苦手な子どもの多い「読書感想文」
とはいえ、原稿用紙を前になかなか読書感想文の宿題が進まない。。時もありますよね。
小学生読書感想文の過去の入賞作品から、高学年の書き出し例と中学生の「読書感想文の書き出し例」の例文を具体的に紹介していきますね。
目次
読書感想文の入賞作品小学生高年年の場合
読書感想文コンクールの入賞作品の「書き出し」を紹介していきますね。
ぼくは、この本を読んだ時、ふと修学旅行のことを思い出した。
出典元:北斗氏感想文コンクール最優勝作品
読書感想文の書き出しは、「ぼくは、この本を読んだ時、ふと修学旅行のことを思い出した。」と短く自分の気持ちから書き出しています。
書き出しから続き、修学旅行中に地震があり不安に思った気持ちを、本に重ねて書いています。
読書感想文の「書き出し」だけ読んでも分かりづらいと思いますので、本の「あらすじ」を簡単に紹介しておきますね。
本のあらすじ
読書感想文の題材になっているこの「天国にどどけホームラン」は、3月11日の地震後の話。
野球をする場所がなくなってしまった野球少年の息子瑛太君の為に「バッティングセンター」を作ろうと奮闘するお父さん。
そんなお父さんと瑛太君の「夢」は、街の人たち皆の夢になっていく・・・
困難を乗り越えていく物語になっています。
実話を元にしたノンフィクションになります。
読書感想文の題材である本「天国にとどけホームラン」の内容と自分の体験を重ねて、読み応えのある読書感想文になっています。
読書は好きでないけど、野球は大好き!な小学生にもおススメできる本です。
読書感想文の小学生入賞作品の書き出しで多いのは、この2つ。
1.本を読んだ感想を自分の言葉で簡潔に書き出す。
2.本の中で心に響いた言葉を書き出す。
読書感想文の「あらすじ」の簡単にまとめて書き出しとしている入賞作品もありますね。
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読書感想文の入賞作品中学生の書き出し
中学生の課題図書の読書感想文「書き出し」例を紹介していきますね。
「好きこそものの上手なれ」
円周率の謎を追い続けた江戸時代の数学者の話を読んで、まず感じたことです。
読書感想文の書き出しに迷ったら?
読書感想文の書き出しの定番その本を読もうと思った訳。きっかけから書いていく方法もありますね。
例えば「親に勧められたから」でも。どうしてこの本を進められたかというと・・・
など書き出しも出来ますね。本のタイトルに惹かれての場合は、どうしてその本のタイトルに惹かれたのか具体的に書いていくと広がるかなと思います。
読書感想文の課題図書の中から選んだ場合もどうしてその本を選んだのか?
何か理由があると思うので、選んだきっかけから書いていってもいいですね。
最後まとめの箇所には、読書感想文の本を読んだと自分なりに思ったこと。これから生かしていくのか?が書いてある入賞作品が多くありました。
▶読書感想文の入賞作品・小学生低学年から書き出しを紹介!多いのは?
小学生の読書感想文:何枚書く?枚数は?
青少年読書感想文の文字数の規定は、2019年度は下記の通りとなっています。
・小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内
・小学校中学年の部(3、4年生)本文1,200字以内
・小学校高学年の部(5、6年生)本文1,200字以内
・中学校の部 本文2,000字以内
・高等学校の部 本文2,000字以内http://www.dokusyokansoubun.jp/youkou.html
上記の文字数を400文字の原稿用紙で見てみると
- 小学校低学年(1、2年生)の場合:2枚以内
- 小学校中学年(3、4年生)の場合:3枚以内
- 小学校高学年(5、6年生)の場合:3枚以内
になりますね。学校の指定では、
- 小学校の低学年は、1枚プラス原稿用紙の半分以上
- 小学生の中学年・高学年は原稿用紙3枚目(1000文字程度)までという指定の学校が多いですね。
入賞作品に選ばれるには、原稿用紙の3枚目の半分は超えるくらいの文字数(1200文字)で書くのが良いとされています。
読書感想文のコンクールにより規定が違うと思いますので、読書感想文の宿題の規定を確認してくださいね。
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読書感想文の入賞作品・小学生のまとめ
夏休みの宿題で、大変だったものランキングで「読書感想文」が上位にはいっていました。
読書感想文が苦手な小学生・中学生も多いですよね。
すこしでも楽しくラクに書くには、やはり課題図書選びが大切かな?と思います。読書感想文を読んだ人に「読んでみたいな」と思わせる記述があると良いとされています。自分の体験と重ね合わせてかける読書感想文の本が見つかるといいですね。
読書感想文の書き出しが工夫されていると読んでいる方の心もぐっとつかみます。
プラスして「書き出し」が「まとめ」にも生かされていると、読書感想文にもまとまりが感じられます。ので構成も工夫してみるのも良いですね。